クロモジの精油は和精油の王様と言われるゆえん

投稿者: | 2016年7月3日

 兵庫県の中腹に生野町というところがあります。生野銀山が有名だったところで、もうとっくに閉山しているので今は閑散とした町です。
 その生野町の山奥に、黒川温泉という美人の湯があります。
 篠山から行く場合には、黒川の東側から山に入っていくのですが。
 どれほど奥地かというと、オオサンショウウオを専門に研究する「日本ハンザキ研究所」というのがあるくらいです。
http://www.hanzaki.net/
 篠山にもオオサンショウウオは生息するらしい(見たことない)のですが、この黒川にはたくさんいるそうです(これまた実物は見たことない)。それくらい秘境の地。このハンザキ研究所には、一度見学したいと思うんだけど、公開施設ではないので事前予約が必要なようです。
 黒川温泉のまわりは民家が点在しており、ここが黒川の中心地になるのかな。
 この黒川温泉から黒川ダムに通じる道をワンコと散歩していたら、クロモジと山椒をみつけました。
 大量のクロモジ、大量の山椒。
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 クロモジは和菓子をいただく時に使う、高級楊枝に使われる木で、少し固い。クロモジは和精油としても有名です。なんともいえない甘い上品な香りがする、最高級精油です。
 「和精油の王様」と呼ばれることもあります。
 ただ、問題点がいくつかある。
 ひとつに、写真をご覧のように、「あ。クロモジ!」とは、パッと見ただけでは素人目には分からないことです。何の木なのかわからない。
IMG_0294.jpg
 葉っぱや枝をちぎって匂いを嗅ぐと、あの香しいクロモジの香りがほのかに漂ってくるのでわかるのですが。
 そして、ご覧のとおり杉やひのきと比べると、葉が少ないし、枝もほっそいほっそい。
 葉が少なく、枝も細いということは、抽出できる精油の量も非常に少ない、ということです。クロモジは、だいたい1.5kgの葉っぱで2mlほどしか取れないのですが、この葉を1.5kg集めると考えると、少し気が重くなります。
 クロモジであることの判別が難しく、採集量も少なく、精油の抽出量も少ない。まさに希少中の希少な精油。
 それでいて、ほかに代えがたいすばらしい香りの精油なのですから、和精油の王様と言われるゆえんです。
 同様に、山椒の精油も抽出可能ですが、これも抽出できる量まで採集するのが一苦労。
 篠山にもクロモジはたくさん自生しています。
 いつの日か、こういった和精油も販売できるくらいに採ってみたいものだと思います。
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