美しいねむの木は精油づくりの原点の一つ

投稿者: | 2016年6月27日

 たくさん、合歓の木(ねむの木)が咲いてきています。濃いピンク色の花はとても美しい。里山で見かけると、山がアクセサリーをつけておしゃれをしているよう。
 日立のCMで「このー木なんの木 気になる木ー♪」ってありますが、そこで映っているのは、この「ねむの木」です。
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 そもそも「精油を作ってみたい」と思ったのが、このねむの木が始まりです。ハッとするような赤い花が目に入ってきて、思わずクルマを止めて見に行きました。
「この木は、なんていうのだろう」
 そこにただよってくる、甘くて薄い花の香り。人工的には絶対に作れないであろう、ここちよい自然の芳香は、いつまでも頭から離れませんでした。
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 この「香り」を、いつまでも残しておけないものか。
 そこから和精油の存在を知り、抽出するための機材もそろえました。
 ただ残念なことに、このねむの木の香りを抽出することはできていません。ねむの木の香りはとても儚い。花から香りが漂うのは、ごくごくわずかな時間しかなく、盛大に花を咲かせていてもまったく香りがしないことも結構あります。
 それに精油を抽出するためには、大量の花が必要です。
 ひのきの葉の場合でも、だいたい1kgあたりで抽出できるのがわずかに1gほど。ひのきや杉は大量にありますし、針葉樹木の葉はそれこそ一本の木からたくさん出ています。
 また、適当に鏑木したり摘心することが森林などを成長させるので、自然にもやさしい。
 だから、そういった樹木の精油は、神様からの贈り物として抽出することに罪悪感はないのですが、きれいに咲いているねむの木の花を全部摘み取って、ほんのわずかな精油を抽出するのは、なんだか「本末転倒」な気がして実行にも移していません。
 それに花の油は熱に弱い場合もあり、水蒸気蒸留法では抽出そのものができない場合もあります。
 ただ、あきらめているわけではありません。
 樹皮です。
 ねむの木の樹皮は、いにしえより不眠や鎮痛、強壮に効果があるといわれて生薬となっています。中国では、眠れない日にはねむの木の花を不眠症に用いたりもするようですが。
 元々、ねむの木の名の由来は「眠りの木」からきているとの説もあります。日が落ちると葉が閉じちゃって、まるで寝ているように見えるのですね。もしかすると、「不眠に効く」というのは、ここからきているのかもしれませんが。
 ということは、樹皮などにもある程度、いろんな成分が含まれている、ということですので、ここから精油を抽出することもできるかもしれないなあ。とは思っています。
 枝のちゃんとした場所を少し切ったりするのは、樹木の生長をも促しますので、それならだいじょうぶかな。とは思っています。
 いずれにしろ、美しい木。心が奪われる木です。
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